並大抵の教養では書き続けられない
ブログ記事を書き続けてきて気付かされることがあります。
それは、ある程度の量を書き続けようと思ったら、
それなりの教養が求められるということです。
正直、並の教養では文章を書き続ける前に頭打ちになります。
だから、プロ作家として食べ続けている人たちは、
デビュー前から現在に至るまでひたすら勉強を
続けているのです。
「社会人にはそんな時間はない」と
反論をしてくるような人は、
書かなければいいのです。
文章は書きたい人が、誰に強制されるでもなく
やむに止まれず書き続けるものです。
どんなに忙しくとも、たとえ万難を廃してでも
時間をやりくりするのがパッションです。
日常の雑事に忙殺されているようでは、
あっという間にコンテンツが枯渇し、
文章のネタが浮かばなくなってしまいます。
日常の雑事をネタにするという方法もあるかもしれませんが、
数奇な運命を歩む選ばれし人や知名度の高い芸能人の日常でもない限り、
コンテンツとしての価値は限りなく低いと言わざるを得ないでしょう。
面白い文章を書こうと思えば、
いきおい勉強し続けるしかないのです。
では、どんな勉強をすればよいのでしょうか。
最近、私が取り組んでいるのは、
それまで自分が食わず嫌いで避けてきた分野の勉強です。
たとえば、文系の出身の人なら、
理数系の学問に取り組んでみることは、
思考の幅を広げる上で極めて有効です。
逆に、理系の出身も人なら、
文系の学問に取り組んでみることが、
同様に思考の幅を広げてくれるはずです。
現代において、大人の学び直しのための教材は
無数に存在します。
実際に書店に足を運び、子供向けの学参を使うもよし。
わかりやすい解説書を何冊か選び、
反復熟読して知識を血肉化するのもよし。
あるいは、音声教材を購入して、
隙間時間に反復学習するもよし。
こうした取組を行動に移すだけで、
間違いなくあなたはその他大勢から
抜きん出た存在になります。
なぜなら、社会人の大半は
まったく勉強などしていないからです。
教養のある人は、
話す言葉や佇まいが変わってきます。
結果、付き合う人も変わり、
人生が新たなステージへと移行していくのです。
元気がなくなる予定を排除する
時間を生み出す上で、
大事なことはスケジュールを見直すことです。
なぜなら、何人も1日の持ち時間は
24時間と決まっているからです。
従来の予定を残したまま、
新たな予定を追加すれば睡眠時間や余暇の時間を
削らないといけなくなります。
では、スケジュールを見直す上のポイントは
何でしょうか。
それは、あなたが元気をなくしてしまう
予定を排除することです。
たとえば、「気乗りのしない」食事会や、
職場の飲み会。
こうしたものはバッサリ切り捨ててしまうべきです。
「気乗りのしない」相手とお義理で過ごした数時間は、
2度とあなたの手元に返ってくることはありません。
それどころか、数千円の出費と
望まない気疲れというおまけ付きです。
その時間を自室で過ごしていれば、
1冊の本を読めたかもしれないし、
1本の映画を視聴できたかもしれないのです。
あるいは、大好きな人と素敵な時間を
過ごすことだってできたはずです。
以上を踏まえた上で、
自分に問いかけてみてほしいのです。
「その予定、本当に大事?」と。
あなたの胸の中に不穏なざわつきを覚えるとしたら、
それが偽らざる本心です。
自分の気持ちに正直になって、
不要なスケジュールを手放せば手放すほど、
心と時間に自由が生まれます。
心身の元気が回復し、生産性が高まった結果、
さらにスケジュールが空くという好循環が
生まれるのです。
前倒しの習慣は運を呼ぶ
時間を生み出す上で、もう一つ大事なのは
前倒しの習慣を身につけることです。
「運は空白を好む」という原則があります。
断捨離が開運に有効だと言われているのは、
断捨離が空間に空白を生み出す行為だからです。
同様に、時間に空白を生み出すのが、
前倒しの習慣なのです。
たとえば、金曜日に提出する文書があるなら、
最低でもその前日、できれば1週間前には
仕上げておくのが「前倒し」の作法です。
前倒しを習慣化している人は、
その日やるべき仕事が終わっているので、
原則取り組むべき仕事が何もありません。
だから、未来に取り組もうと思っている
仕事の準備に取り掛かることができるのです。
その優雅な雰囲気が周囲にも安心感を与え、
信頼が蓄積されていきます。
その結果として、運がもたらされるのです。
一方、その日暮らしのライフスタイルで生きている人は、
目の前の雑事に忙殺されています。
当然、心にもゆとりが欠けているので、
周囲には「忙しそうな人」というイメージが刻印されます。
その結果、チャンスを運んでくる無数の人たちから
避けられてしまうのです。
現状、その日暮らしの人生を歩んでいる人が、
どうすれば前倒しの優雅な人生にシフトしていくことが
できるのでしょうか。
それは、たった1日でいいので休日に仕事に取り組み、
目の前の仕事を片付けてしまうことです。
そして、明日出勤した時に、
当面取り組むべき仕事が何もない状態に
しておくのです。
そして、あとは淡々と未来の種蒔きに
勤しむのです。
そうすれば、勝手に前倒しの優雅な人生が
展開し始めます。
時間とは命のことである
タイム・イズ・マネーという有名な言葉があります。
しかし、あなたはご存知でしょうか。
功成り名遂げた高齢の成功者が、
大枚叩いても買い戻したいものが
「若さ」や「時間」だということを。
つまるところ、時間はお金どころではなく
価値があるのです。
人は若い時、その若さが永遠のものであると
勘違いしがちです。
しかし、人生が老いに傾き始めた時、
時間の貴重さを痛感するのです。
人生の残り時間は、あなたの寿命と同義です。
しかも、死はいつ訪れるか誰にも予測がつきません。
だからこそ、本当にやりたいことのために
時間を使うべきなのです。
気の進まない飲み会に出て、
お義理で追従を言うことに費やす時間は、
あなたが命に変えてもやりたかったことなのでしょうか。
「そんなくだらないことのために費やしている暇はない」と
気づくところから、あなたの本当の人生が始まります。
コメント