睡眠は運気を司る
開運法といえば、「断捨離」とか「言霊」や
「神社参拝」などを思い浮かべる人も多いと思います。
もちろん、それらもすごく重要なことであることには
違いないのですが、実はそれ以上に大事なことがあるのです。
それがタイトルにもある「睡眠」なのです。
あなたが睡眠不足だったのときのことを
思い浮かべてみてください。
「どうも活力が湧かない」
「頭が思うように働かない」
「体調が良くない」
「肌荒れしていて顔色が悪い」
「イライラする」
こんなコンディションのときに、
「運命の人」が突然現れたとします。
はたして、このときのあなたに「運命の人」を
射止めることができるでしょうか。
かなりの苦戦を強いられることが予想できると思います。
こうしたことからもわかるように、
睡眠こそが運を良くするための礎であり、
睡眠が足りているからこそ
「断捨離」や「言霊」といった開運法も
奏功するのです。
では、運をつかむためには何時間眠ればいいのでしょうか。
これには諸説あり、「７時間睡眠がいい」とか
「８時間以上眠るべきだ」などと言われているようです。
シンプルに、心地よい目覚めが得られて、
スッキリ爽やかな気分で起きられれば睡眠は
足りているというふうに考えることにしましょう。
日によって睡眠時間の増減があるのは当たり前であり、
それが自然の摂理に適っているのです。
眠りが浅かったと感じたときは、
堂々と二度寝をするのもありですし、
昼寝タイムを設けるなどして、
睡眠の不足を補うことも重要なことだと思います。
睡眠を削らないとできない仕事は、分を超えている
「睡眠が大事なのはわかった。
でも、仕事が忙しくて睡眠を削らないと
いけないときもあるのでは？」
もっともな質問です。
そういう方は、こんなふうに考えてみてほしい
と思います。
１日２４時間から「睡眠時間」を引いた時間が、
１日の「持ち時間」であると。
つまり、睡眠時間は何があっても削ってはならない
時間として尊重するのです。
たとえば、VIPとの会合が予定されていたとしたら、
どんなことがあってもその時間は死守しようと努めるはずです。
「睡眠時間」はVIPとの会合に匹敵、
否、それ以上に重要な時間として考えるのです。
考えてもみてください。
あなたの人生において、
あなた以上に重要な人物が存在するでしょうか。
そのあなたが休養をとって、
明日への活力を満たす時間を削ってまで
しないといけないことがこの世に存在するでしょうか。
すごく酷なことを言えば、
もしも睡眠時間を削らないと仕事がはけないとしたら、
よほど時間の使い方が下手なのか、
能力がその職業に見合っていないかのどちらかなのです。
自分に良質の睡眠をプレゼントするのは、
自分に対する最高の愛情表現です。
自分の奥さんや旦那さんに対しては気を遣えるのに、
自分に対して愛情を示すことができないとしたら、
こんなに悲しいことはありません。
悪いことは言わないから、
もっと自分を大事にしてあげてほしいと思います。
人生の問題は眠ることで解決する
大きな問題を抱えているときにやってはいけないことが、
１つだけあります。
それは寝る間を惜しんで働くことです。
寝る間を惜しんで働くと、
負のスパイラルのドツボにハマってしまい、
地獄人生まっしぐらです。
私たちは、大きな問題を抱えると火消しに追われ、
「寝ている場合じゃない」とつい動き回ってしまいがちです。
真面目な人であればあるほど、
責任を感じてあたふたしてしまうのではないでしょうか。
でも、一度冷静になって考えてみてほしいのです。
そうやってバタついているときに限って、
混乱は大きくなっていくものではないでしょうか。
しかも寝る間を惜しんで動き回ると、
「睡眠不足」の弊害がモロに出てしまいます。
「疲れて踏ん張りが効かない」
「頭の働きが悪くなり、
思考が堂々巡りを繰り返してアイディアが出ない」
「イライラを周囲にぶつけてしまい、
コミュニケーションも成立しない」
こんなことなら、むしろ何もしない方がマシではないでしょうか。
もちろん、問題解決に際して
「何もするな」と言っているわけではありません。
やるべきことをきちんと行ない、
「もうこれ以上できることはない」という状態になったら、
全てを忘れてぐっすりと眠ることをお勧めします。
「全てを忘れて」というのがポイントです。
罪悪感や自責の念に駆られて眠りについても、
深い眠りは得られません。
いったん全てを傍に置いて、
ただひたすらに眠ることに専念するのです。
できれば、軽い運動で身体を疲れさせ、
ご馳走をたらふく食べて、
瞼が重くなる状態を意図的に作って
ぐっすり眠ると完璧です。
すると、あら不思議、ほとんどの問題は
問題ではなくなっていることが多いものです。
「そんなバカな」と思われるかもしれませんが、
実際にこれで何度も危地を脱してきました。
これについては、いろんな人が様々な考えを述べています。
「生命力が活性化して、脳がリフレッシュしたことで、
これまで見えていなかった角度から解決策を
見出すことができるから」
「眠りにつくことで、心配や不安といった低い波動から
高い波動へとシフトすることで、問題が解決されるから」
理由はともかくとして、睡眠が問題解決の大きな鍵を
握っていることは間違いありません。
「あ、これヤバいかも」と感じたら、
何はともあれ睡眠時間を確保することだけは忘れないでください。
睡眠さえ足りていれば、そう悪いようにはならないはずです。
人生の仕切り直しはよく寝ることから
「人生のステージを上げていきたい」
「人生を１からやり直したい」
「どうしても叶えたい夢がある」
そんなあなたがやるべきことは、
とにかく睡眠時間を確保することからです。
まずは、今夜何時に眠るのかを決めてください。
その時間に布団に入るには、
どう行動すればいいか逆算するのです。
よく眠れなかったときには、
昼寝の時間を確保してしのぎましょう。
時には、睡眠時間確保のために、
ズル休みをすることも厭わない覚悟も必要だと思います。
そのためにも普段からきちんと仕事をして、
多少休んでも文句を言われないくらいには実績を上げなければ、
と考え始めたらしめたものです。
このように、人生は睡眠を中心に置くことで、
勝手に好転していくのです。
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