仕事の時給は自分で決めていい
毎月お給料を振り込まれる仕組みで生きていると、
気づかないことがあります。
それは、自分の時給は本来自分で決めるものだ
ということです。
たとえば、プロ野球選手がシーズンオフに行う
契約交渉を思い浮かべてみてください。
代理人を間に立てて、選手は自らの価値をチームに伝え、
希望額を提示します。
チームと折り合えば合意しますが、
折り合わない場合は交渉が決裂してチームを
離脱することすらあります。
あれこそが、自分の仕事に誇りをもつ
人間の自然なありかたではないでしょうか。
「いや、自分は公務員だから・・・」
「サラリーマンだから・・・」
そんな言い訳を口にして、正直な思いを封印している
人がなんと世の中に溢れていることでしょう。
大丈夫、別に私は「公務員を辞せよ」
「サラリーマンとしての安定した立場を捨てよ」
などと言っているわけではありません。
むしろ、逆です。
安定した立場を精一杯利用して、
あなたらしい生き方を模索することの可能性
についてお伝えしているのです。
考えてもみてください。
毎月、安定したお給料が振り込まれてくるにもかかわらず、
時給は自分次第でどんどん上がる。
だからといって、プロ野球選手みたいに、
不振を理由にバッサリ首を切られることはない。
そんな夢のようなことが、と思うなかれ。
その夢のような働き方について、
これからご説明していきます。
価値の高さは時給の高さ
ここで、教職員の時給を例にご説明します。
油の乗り切った40代のやり手の教員がいるとします。
大きな校務分掌を回しながら、生徒指導、
部活指導も一手に引き受け、授業力にも定評のある
素晴らしい先生をイメージして下さい。
この方の時給はだいたい3000円〜4000円くらいです。
しかも、のらりくらりと働く同年代の教員も
同じだけもらいます。
なんなら、やる気のなさそうな年配教員は、
それ以上にもらうのです。
理不尽に思われるかもしれませんが、
これが公務員の働き方の実態なのです。
では、他業種に目を向けてみましょう。
トップの脳外科医であれば、
時給10万円くらいもらう人もいるのだそうです。
そして、トップ弁護士ともなると、
なんと時給60万円ももらう人もいると聞きました。
もちろん、弁護士や脳外科医は、
専門知識や技術が高度だからと言えば、
それまでです。
しかし、先述のスーパーな教員も
プロフェッショナルという点では、
もっと金銭面での評価を受けても
バチは当たらないのではないでしょうか。
こういうと、「公務員という安定した職業を選んだのだから
文句言うな」などという反論も聞こえてきそうですが、
あなたがもしもスーパーな公務員であるという自負があるなら、
ここで屈する必要は全くありません。
サラリーマンや公務員でも時給を上げる方法がある
さて、サラリーマンや公務員が時給を上げる方法などと聞くと、
副業などの禁じ手をイメージする人も出てくるかもしれませんが、
私がご提案するのはノーリスク・ハイリターンな方法なので、
どうかご安心を。
では、お伝えします。
サラリーマンや公務員が時給を上げる方法とは、
「仕事の時間を極限まで圧縮すること」です。
「なんだそんなことか」と思われた方、
あなたはすでに仕事の時間を圧縮して働かれていると
お見受けします。
その働き方こそが、私のお伝えする時給を上げる方法に
他なりません。
「そんなの無理だよ」と思われた方、
この記事はあなたのために書かれたものです。
この記事を何度も読み返して、ご自分の働き方を変えることで、
少しずつあなたの仕事の時給は上がっていくので、
どうかご安心を。
仕事の時間を圧縮する方法とは、
一言で言うと「選択」と「集中」です。
何に注力して、何を切り捨てるかを決めるだけで、
仕事は圧倒的に速くなります。
自分の仕事の成果に直結するタスクに注力して、
成果を生まない仕事を切り捨てる。
シンプルですが、仕事ができる人は
これを毎分毎秒行っているのです。
中国の兵法家である孫子は、
戦わずして勝つことを最上として、
無駄な戦いを避けることを強調しました。
戦略とは戦いを略すと書くように、
無駄な仕事を削る働き方こそ戦略の視点にかなっているのです。
どうせ同じ成果を出すなら、短い時間でそれを達成する方が
価値が高いことについて議論の余地はありません。
もう一つ、重要なことをお伝えすると、
「仕事が速い」ことと「仕事が早い」ことは違います。
「仕事が速い」のは処理速度のスピードのことであり、
地頭や物理的環境に左右されます。
しかし、「仕事が早い」のは、スタートの早さのことであり、
工夫次第で誰でも改善可能です。
あなたが本気で時給アップを考えるなら、
「仕事の早さ」にこそ目を向けてほしいと思います。
他の人が仕事に取り掛かったときには、
すでに終わらせて提出しているようなイメージです。
同じ仕事をするなら、〆切ギリギリに仕上げる人より、
〆切よりも前倒しして余裕をもって提出する人の価値が高い、
というのが組織の本音ではないでしょうか。
私はどうせ仕事をするなら、お客様はもちろんのこととして、
働き手である自分たちも幸せにならなければ嘘だと思います。
仕事におけるWin-Winを実現する方法の1つこそが、
自らの時給アップを目指しながら働くことではないかと考えています。

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