孤独を愛する

メンタル

人は孤独の中でこそ成長する

作家になっている人たちについて調べていくと、
興味深い事実が見えてきました。

作家になる人々は、どちらかというと陰キャラで
非リア充の比率が高いのです。

その理由は何となくわかります。

もしも彼らが陽キャラでリア充だったとしたら、
部屋にこもって黙々と本を読んだり、
コツコツ原稿を書き溜めたりする時間など
なかったはずです。

だって、外で仲間とワイワイやる方が単純に楽しいし、
精神衛生的にも好ましいと思うからです。

でも彼らはそうじゃなかった。

ワイワイつるむ仲間がいなかったし、
そもそもワイワイつるむことが楽しいとも
思えなかったはずです。

そういう価値観の持ち主だからこそ、
粛々と自分の才能を磨いて世に出ることが
できたのだと思います。

これは作家に限った話ではありません。

ミュージシャンでも、画家でも、アスリートでも、
孤独に自分を鍛える時間を持ってきた人だけが
大成して世に出ることが叶っているのです。

学生であれば、部屋にこもって
粛々と孤独に勉強できる人だけが、
望む学力を身につけることができます。

これは職業的な話に限ったことではありません。

一個人として人間的な成長を遂げようと思えば、
1日のどこかに必ず「孤独」の時間を確保して
いなければなりません。

なぜなら、人は「孤独」に自分と向き合う
時間の中でこそ、

深みと豊かさを増しながら人間的に
成長していくことができるからです。

1人で行動できないうちは半人前

人が群れるのは不安だからです。

ここに議論の余地はありません。

その証拠に、自分に確固たる
自信がある人は、
いつだって単独行動を好みます。

その方が、誰にも気を使うことなく
自分のペースで行動できるからです。

本来は、誰しも自由を満喫したいと
心の底では願っているのに、
集団生活になると途端に束縛の中に
自ら身を投じて群れたがるのは、
1人でいるのが怖いからに他なりません。

もちろん、誰からも嫌われていて
どこの群にも属することのできない
「孤立」に身を置くことは論外です。

そうではなく、どこの群からも引く手数多
なのにもかかわらず、あえて独りを選択する
「孤高」に身を置くのが強者の証なのです。

もしもあなたが、現状群れの中に身を置く
「弱者」だという認識があるのなら、
選択肢は2つしかありません。

1つ目は、勇気を振り絞って群から飛び出し、
孤独の中で自分を鍛え上げる道に進むこと。

2つ目は、安穏とした環境に身を置いたまま、
集団の中で弱者として生かされる道を選ぶこと。

どちらを選ぶのも、その人にとっては正解です。

でもあえて、私は前者を選ぶことを強くお勧めします。

なぜなら群の中に属する限り、
あなたは周囲にとって、
ただの歯車でしかないからです。

周囲に構わず群を飛び出し、
自分の道を歩き始めた人のことだけを、
多少のやっかみとうとましさを感じながら
人は一目置くのです。

それでも、まだあなたは群に留まりたいのでしょうか。

つらいときに群れなければステージが変わる

こうしてブログを読んでいる人の中には、
自分の人生のステージを上げようと勉強を続けながら
努力される方も多いことでしょう。

そうした人たちに耳寄りの情報をお伝えします。

ステージアップは、不運、トラブル、
困難と1セットです。

楽しく微笑みながら、とんとん拍子に
ステージアップする方法などこの世に存在しません。

裏を返せば、現状つらい思いをしている人は、
まさに千載一遇のチャンスです。

ただし、逆境をチャンスに変えるには、
心がけなければならないことが1つだけあります。

それは、周囲のイけてないグループで集って、
愚痴、悪口、噂話大会で盛り上がらないことです。

なぜなら、イけてないグループというのは、
不幸の増幅装置のようなものです。

そこに身を置くだけで、人生のステージは
ダサ下りになってしまうという恐ろしい場所なのです。

よく心霊スポットで興味本位に肝試しをするのは
危険などと言われていますが、
それと同様にイけてないグループに身を置くことは
危険なことなのです。

では、人生の不幸ステージに直面してしまったら、
私たちはどうすればいいのでしょうか。

理想を言えば、イケてるグループに入れてもらって
運気を分けてもらうことになるのでしょうが、
これはほぼ絶対と言っていいくらい不可能なことです。

なぜなら、現状イけてないあなたとは波長が合わないので、
イケてるグループが仲間に入れてくれることはまずないからです。

正解は、どんなにつらくてもグッと歯を食いしばって
孤独を貫くことです。

その間、愚痴、悪口、噂話、不貞腐れる等の
マイナスな行動は厳禁です。

目の前の仕事に全力を尽くし、人に対して礼節を忘れず、
規則正しい生活を心がけ、墓参り、神社参拝等を
心がけていくと、徐々に運気も持ち直してきます。

また、周囲も孤独に頑張っているあなたに対して
好意を抱くようになり、少しずつ応援団も現れ始めます。

そんなある日、ふと目を覚ますとスコーンと
抜けるような青空のように爽やかな心持ちに
なっていることに気づき、
人生のステージが変わったことに
気付かされるのです。

ただし、途中で「孤独」に耐えられなくなり、
イけてないグループに舞い戻ったら、
たちまちマイナスに引きずり下ろされてしまうのです。

つまらない人と群れるくらいなら独りを選ぶ

もしも、あなたが周囲を見回して
話が合う人がいないというのが悩みなら、
無理に話を合わせる必要はありません。

前倒しで完璧に仕事を仕上げ、
定時で帰宅して読書や映画鑑賞を楽しめばいいのです。

孤独によって生まれた膨大な時間をインプットに
費やしていくと、ふとしたときに発する言葉が
魅力的になってきます。

あなたが魅力的に変われば、これまで出会えなかったような
魅力的な人と出会うチャンスも訪れます。

「孤独」の中で自分を磨いたからこそ、
さらに上質な人生が手に入るのです。

そう考えると、「孤独」とは望む人生を手にいれるための
パスポートと言えるのかもしれません。

同僚からランチに誘われても、
行きたくなければ断ればいいのです。

職場で定例の飲み会があっても、
気乗りしなければ断ればいいのです。

「嫌われたらどうしよう」と他人軸で生きるのではなく、
あくまで自分の心の声に従いながら自分軸で生きることを
選択してみるのです。

そのためのキーワードが、
「孤独を愛する」ということです。

孤独は恐れ厭うものではなく、自分を磨き、
高め、鍛えてくれる素敵な時間です。

この世で最高にして最愛の友人は、自分自身。

「孤独」とは、この当たり前の事実に
気づかせてくれる神様からのプレゼントなのです。

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