良質の筋肉はすべての礎
もしもあなたが、「なんか最近やる気が出ないな」とか、
「どうも気力が湧いてこない」と感じているとしたら、
その原因は運動不足にあるのかもしれません。
というのも、人間は動物である以上、
その所有する筋肉から有形・無形の
影響を受け続けているからです。
いつも腰痛や肩こりなどに悩まされている人は、
それらの部位が発信不快感を四六時中
浴びせられているのと一緒です。
逆に、筋肉が健やかに発達し、
しなやかに緩んでいれば気分も爽快で、
人との交際や食事、仕事に
楽しく取り組むことができます。
私たちが個々人の人生において、
ウェルビーイングを実現するためには、
まず良質な筋肉を獲得するべく努力する
必要があるのです。
また、運動は頭脳の働きとも密接な関係を有しています。
昭和の初めに、「肥田式強健術」を創始した
肥田春充は、幼少期に病弱で頭脳も並以下でしたが、
運動を始めてから頭脳の働きもメキメキ向上
していったといいます。
キュリー夫人も、2人の娘を学者に育てるために
体育専門学校に入れて、体力を鍛えさせたそうです。
その後、2人の娘は一流もアスリートになった後、
1人は学者になってノーベル賞を取り、
1人は文化人として活躍したといわれています。
結局のところ、脳も身体の機関の1つであり、
そのパフォーマンスは健康状態に比例するというわけです。
とりわけ、頭脳労働者は有酸素運動の習慣を
もつとよいと言われています。
とはいえ、別に水泳やランニングなど
高強度の運動に取り組む必要はなく、
ウォーキングを30分程度行えばよいそうです。
生徒指導の根本は体力にあり
外交において、日本がなぜ諸外国からナメられているか。
それは戦争放棄の旗印の下、軍隊を持たないことと
核兵器を保有していないからです。
それ以外の理由は建前に過ぎません。
戦争は金輪際するべきではないし、
核も絶対に使ってはいけない。
でも、それと軍事力を放棄することとは別問題です。
「私たちは戦争する気がないから、
軍隊は持ってないの。だから攻めてこないでね」
という言い分は、侵略国家には通用しません。
もしも、個人の人生において同じことをしたら
どうなるでしょう。
「私はみんなのことを信じているから、
家に鍵をかけないの。だから、ものを盗みにこないでね」
という言い分は、泥棒には誘い文句にしか聞こえません。
この論理を生徒指導に当てはめてみてください。
「私は体罰をするつもりはありません。
だから、体も鍛えずヘナチョコの体のままで
教壇に上がります」と考えていたら、
ヤンチャたちに速攻でヘタレ教師認定されてしまい、
クラスを乗っ取られてしまいます。
逆に、「俺はお前たちに手出しするつもりはない。
だが、腕っぷしには自信があるぞ」と
厚い胸板と広い肩幅をそびやかして
教壇に上がる教師の前では、
子どもたちも襟を正さざるを得ません。
「あの先生はいつも優しそうで
穏やかな表情を受かべているけど、
体つきはゴツいよね」となったら、
黙っていても生徒は従います。
それであってこそ、授業の工夫や
学級経営の原理原則が生きてくるのです。
体を鍛えずに教壇に上がるのは、
戦争放棄した日本と同じで、
いつも外圧に怯えて暮らさないと
いけないといけないのです。
そんな教師人生を送るために、
あなたは教師を志したわけではないはずです。
さりとて筋肉バカになってはいけない
とはいえ、私はいわゆる体育会系の人たちのことは
好みません。
人間として生きる以上、脳みそまで筋肉になるべき
ではないと思うからです。
2流3流のアスリートが、つまらない
犯罪でパクられているのを
ニュースなどで見聞きするたびに、
頭脳を鍛えることの大切さを痛感させられます。
私などは、運動中は必ず耳にイヤホンを突っ込み、
本を読んだりYouTubeを音声で聴いていたりして
いつも勉強しています。
忙しい中でも、月々の読書冊数が20〜30冊程度を
キープできているのは、この習慣のおかげです。
運動してせっかく脳が活性化しても、
学ぶことをしなければ人生のステージが
変わることはありません。
また、どんなに運動しても睡眠が不足していたら、
すべての努力は灰燼に帰します。
筋トレや運動は、筋肉の破壊行為であり、
食事と睡眠で回復させるからこそ強くなるのです。
力士も激しい朝稽古のあと、ちゃんこを食べて
昼寝することで強くなるといわれています。
強くなるためにも、睡眠は絶対に削っては
いけません。
ここまで読んできて、「自分もあと10年若ければ」とか
「若い頃に知りたかった」と感じている人がいるかもしれません。
そんなあなたに率直に申し上げます。
「何をおっしゃいますか、
年を重ねたからこそ筋トレが必要なのです。
鍛えなければ体も頭も衰えますぞ」
筋トレやストレッチを習慣化して、
健康づくりをしているだけであなたは
勝ち組になれるのです。
なぜなら、大多数の人たちは筋トレなんて
苦しいこと、わざわざやろうなんて思っていないから。

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