時間にうるさい人になろう

メンタル

時間の使い方にその人の仕事観が出る

その人が仕事とどのように向き合っているか、
端的に知る方法があります。

それは、その人がどのように仕事の時間を
使っているかで測れば良いのです。

まず、朝は何時に出勤しているか。

ただし、これについては家庭の事情等もあるので、
個人の思い通りにならない部分もあることは
考慮に入れないといけません。

次に、勤務中の時間の使い方です。

与えられた持ち時間を、
どのようにデザインして使っているか。

ここにその人の仕事観、
仕事力がもろに出ると思っています。

特に、〆切との付き合い方は、
残酷なまでにその人の本質を浮き彫りにします。

1流は〆切を前倒し設定して、余裕をもって仕事を終わらせる

〆切を与えられたら、最低でもその1週間前には
終わらせるようにします。

なぜなら、1週間の猶予があれば、
突発的な変更や事情の変化などにも
余裕をもって対応することが可能だからです。

余裕がないと、そうした突発的な変更に対して
ストレスやプレッシャーにさらされます。

それがいやだから、余裕を持って仕事を
仕上げるのです。

言い換えれば、1流とは臆病な人であるとも
言えます。

逆に言えば、臆病なればこそ準備を怠らず
仕事をするので1流になるということでしょう。

週末に出す学級通信なら、
週の初めの月曜日には書き上げて
寝かしておきます。

その後変更や追記が入ってくることもありますが、
ほぼ修正なしで印刷することがほとんどです。

大きな仕事の前日までには、
すべての準備が怠りなく終わっており、
のどかにコーヒーを片手に他の仕事に取り組み、
残業もせずにサッサと帰るのが1流の人たちの
仕事のスタイルです。

この手の人たちは、組織の中には
1割も存在しません。

せいぜいいても100人中3〜5人程度
ではないでしょうか。

2流は〆切に間に合わせるように仕事する

この人たちは、〆切を事前に確認し、
だいたい3日前くらいになったら重い腰を上げます。

それでバタバタと仕事をして、
〆切の勤務時間内には文書を提出して帰宅します。

中には、〆切をその日の24時までだと考えて、
残業をしながらやっとこさ仕上げる人たちもいます。

いずれにせよ、このタイプの人たちが
組織の7割以上を占めており、
この仕事の仕方が世の中のスタンダードです。

彼らは〆切前にはバタバタするのが当たり前と思っており、
〆切を大幅に前倒しして仕事する人間のことを、
まるで異星人でも見るような目つきで眺めています。

3流は〆切が早すぎると文句を言う

1流が〆切は死守するものであり、
守れなかったときは銃殺刑もやむなし、
という覚悟で生きているのに対し、
3流の人たちは〆切が早すぎるのが悪いという
価値観で生きています。

学年主任から、「いついつまでにこれこれを仕上げましょう」
と提案されると、
「〆切が早すぎる」「間に合わない」などと
文句を垂れます。

そのくせ、定時を過ぎるとそそくさと荷物を片付け、
いつの間にかいなくなるのです。

この手の人たちは、組織の中に3割弱くらいは
生息していると感じています。

まさか、と思われるかもしれませんが、
これは私のリアルな実感です。

思うに、彼らは若い頃から自分に負荷をかけて
仕事をすることから逃げてきたのでしょう。

だから、いつまで経っても仕事力や
うまい時間の使い方が身につかない。

ベテランの域に行っても、
悪いのは〆切の方だと信じて生きているのです。

残業を常態化しない

最初に断っておきたいのは、
私は決して残業否定派ではありません。

それどころか、いわゆる「働き方改革」などという
ふわふわしたスローガンは、
世の中をダメにすると考えています。

仕事が終わらなければ、
なんとしても終わらせるべきだと思うし、
終わらないのは自分の責任だと思って生きてきました。

しかし、残業を常態化する考え方にも疑問を
感じています。

なぜなら、残業が常態化している状況には
理由があると感じているからです。

ダラダラ残業する人に限って、
同僚とのおしゃべりの時間が多かったり、
隙間時間を有効活用していなかったりします。

職場が好きで、ずっと仕事をしていたいというなら
話は別ですが、彼ら・彼女らがそうした人であった
ためしはありません。

彼らは、仕事を頑張っているという自己満足を
得たいがために、無目的に残業をしているのです。

残業している人の何割かは、そうした類の人間だと
感じています。

では、無駄な残業をなくすにはどうすれば
良いのでしょうか。

まず、ゴールを決めてしまうことです。

「今日は○時に帰る」と決めてしまうのです。

たとえば、その日にお通夜が入っていたら、
どんなに大切な業務が残っていたとしても、
その時間には仕事を切り上げるはずです。

そのくらいの覚悟で仕事をするのです。

そうしない限り、長年こびりついた
時間の使い方の癖は改善できません。

あとは、フィジカル面の改善も必要です。

睡眠不足は仕事力を大幅に削ります。

睡眠不足は脳の足枷と心得、
7時間は眠ることを心がけることです。

睡眠不足のバカな頭で3時間仕事するくらいなら、
たっぷり熟睡した頭で1時間仕事したほうが
はるかに効率的に仕事をこなせることをお約束します。

また、運動して体力をつけることも、
仕事力アップには不可欠です。

集中力がない人は、たいてい体力不足です。

どんなに地頭がよくても、
運動不足で心身のコンディションが低下していれば、
本来の脳のパフォーマンスの何割かしか発揮できません。

ここでお分かりかもしれませんが、
たっぷり熟睡して運動で体を鍛えるためにも、
ダラダラ残業していてはいけないのです。

ダラダラ残業→運動不足・睡眠不足→
仕事の効率の低下→ダラダラ残業
という負のループから一刻も早く抜け出すことです。

その最初の一手は、目の前の仕事に前倒しして
取り組むことから始まります。

仕事の前倒し→早帰り→規則正しい運動・十分な睡眠
→仕事の効率化→仕事の前倒し
という正のループに乗ることができれば、
人生は目に見えて変わり始めます。

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