国語と算数の力

勉強

社会人としての基礎教養

社会人として仕事で抜きん出ようと思うなら、
絶対にやっておくべき勉強があります。

それがタイトルにもある国語と算数の勉強です。

こんなことを書くと、「バカにしているのか」と怒られそうですが、
決して冗談を申し上げているわけではありません。

国語の力

たとえば、国語の力が十分に備わっていれば、
文書の作成、各種スピーチの準備、プレゼン資料の作成等、
お茶の子さいさいでこなせます。

さらに、どんなに忙しくても隙間時間に読書を楽しみ、
本の話題で同僚と花を咲かせることだってできるはずです。

もしも上記の事柄に苦手意識があるなら、
ご自身の国語力不足を疑ってみる必要があります。

算数の力

では、算数の力はどんなときに発揮されるのでしょうか。

新たな課題が出現し、皆が頭を悩ませているとき、
スイスイと抜け道を見つけ出せる力は、
算数の学力と関係しています。

ちなみに国語と算数と聞くと、
文系と理系のまったく種類の異なる教科と
世間ではとらえられているようです。

 

論理を学ぶ学問

でもあなたの学生時代を思い出してもらえば分かるように、
国語ができる人は算数(数学)もできたし、
算数(数学)ができた人は国語もできたはずです。

この2つの教科は、「論理」を学ぶという点で、
根を同じくする学問に他ならないのです。

ここまで読んできて、「ああ、自分には国語(算数)の力が不足していた」
と気づいた方は、ぜひもう一度学び直しをしてみてほしいのです。

国語の勉強法

国語の勉強の学び直しの最高のテキストは、
あなたの出身都道府県の公立高校の入試問題5年分に
チャレンジすることです。

誤答については虚心坦懐に解説を読み、
解き方をきちんと理解するよう努めます。

さらに能力の向上を目指す人は、
「全国高校入試問題正解」を購入し、
約50回分を解いておくと相当に力が付くでしょう。

さらに高校現代文の勉強にまで進みたい方は、
出口汪氏の「システム現代文」
「現代文講義の実況中継」等に取り組み、
あさらに「センター試験現代文」
「各大学の過去問」まで
チャレンジするとよいでしょう。

ここまで徹底して勉強すると、
プライベートでの読書で読める「深さ」が、
まるで変わってくるのを実感できるはずです。

算数の勉強法

算数については中学入試の算数の問題が最高のテキスト
だと思います。

ただし、その難易度については個人差があるので、
一概にどれがよいとは言えません。

学生時代に数学に自信があった人は、
難関中の問題にチャレンジしてみてもいいかもしれません。

ただし、そうした人でも最初はかなり苦戦すると思います。

本屋さんで立ち読みをしてみて、「これなら行ける」
思えるレベルの問題集を購入するようにしてください。

一冊だけオススメするとすれば、「塾技100」
解説も充実しており非常に取り組みやすいと思います。

勉強し始めの頃、自分の脳力が錆び付いているのにショックを
受けましたが、徐々に調子を取り戻してくると、
まるでクイズを解いているように日々の勉強を楽しめるように
なってきました。

勉強の威力はジワジワ効いてくる

そうした勉強をコツコツ続けていくと、
ふとした瞬間に「自分のステージが変わった」と
感じる時が訪れます。

正確に言うと、あなたの脳力が変わった結果、
違うステージへと移行したのです。

短くて半年、もしかしたら1年から数年を要するかもしれません。

でも、この話を聞いて「自分もやってみよう」と思えるほどの人には、
必ず素質があります。

普通の大人は、「そんな七面倒くさいことやってられるか」と、
絶対に取り合わないからです。

だからこそ勇気あるチャレンジャーであるあなたには、
楽しみながら勉強を続けてほしいと思います。

 

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